パソコンを使ったデスクワーカーが多くなった現代、多くの人の悩みには目の疲れや肩こりといった物が増えてきています。かくいう私も目の疲れと慢性的な肩こり、背中の痛みに悩んでいて、日々解決しようと奮闘する毎日を送っています。
そしてデスクワーカーがパソコンを使い、目が疲労する原因の1つとして考えられるものがブルーライトと呼ばれるもの。
そんなブルーライトをカットしてくれるのがブルーライトカットメガネ、パソコンメガネとも呼ばれるものです。
ブルーライトカットメガネがあれば、目の疲労から来る肩こりなどをなくせる可能性がありとても便利なので、今回はブルーライトカットメガネの選び方からおすすめ製品などをご紹介。
パソコンやスマートフォンを毎日長時間利用しているという方は、事前対策と事後対策をしっかりするべくブルーライトカットメガネを探してみて。
パソコン用ブルーライトカットメガネとは?普通のメガネとの違い
ブルーライトカットのパソコン用メガネは、文字通りブルーライトをカットしてくれるメガネの事を指しています。
このブルーライトというのが厄介物で、パソコンやスマートフォンのモニターから発生する紫外線に似た強力な可視線(ブルーライト)が、目の奥に突き進むことで眼精疲労の原因になると言われています。
そんなブルーライトをカットする機能が備わったもの、備わっていないものが双方のメガネの違いになっていて、最近では100均で購入できたり、通常のメガネショップでも当たり前のようにブルーライトカット機能を選べるシステムが構築されています。
パソコン用ブルーライトカットメガネ・・・そもそも効果あり?
ブルーライトをカットしないで起こりうる問題は、酷ければ白内障の原因になる、頭痛の発生源になる、目の疲労によって眼精疲労、そこから肩こりなどに派生していくなどの問題があると言われています。
気になるブルーライトカットの効果としては、これらの原因となるブルーライトを抑止するため一定の効果は期待出来るでしょう。例えば、眼精疲労に悩む方は軽減されたり肩こりがなくなるといったものなど。
ブルーライトカットは言い換えると、紫外線がお肌に当たるのを防ぐUVカット対策の目のバージョンとも言えるものなので、気になる方は実際の効果とプラシーボ効果に期待してかけるというのがおすすめです。
パソコン用ブルーライトカットメガネを販売するメーカーは?
ブルーライトカットメガネを販売するメーカーをご紹介。
zoff
JINS
JINSスクリーンという名前でブルーライトカットのパソコン用メガネを展開するJINSは、パソコンやスマートフォンを見続けることによるブルーライトカットの影響をいち早く察知し、いち早く販売し始めた先駆け的な存在です。
多数のメガネを販売する中でも海外で大量製造を行うことで人件費や製造費を抑え、リーズナブルなブルーライトカットを展開するのが魅力的。
反射するタイプのパソコン用メガネを展開しており、それぞれ25%カットから40%カット、キッズ向けの小さいモデルまで販売していて選びやすくなっています。
エレコム
パソコン周辺機器メーカーとして安価な便利アイテムを数多く手がけるエレコムは、「ブルーライトカット対策メガネ」という名前でパソコンメガネを販売しています。
それぞれのメガネがスマートなおしゃれ感を出しているため普通のメガネ同様にかけやすく、カット率は最大65%の高い比率を持つものまであるのが魅力の一つと言えます。
有名なメーカーなだけに取扱店舗も幅広く、アマゾンといった通販サイトでも手軽かつ安価で手に入ることから試しやすさもあって人気です。
シクサズ
シクサズは海外のメガネメーカーながら、目を保護するためのブルーライトカット用パソコンメガネをおしゃれに展開するブランドの一つです。
おしゃれでありながらクリアなレンズを使用しているためビジネスユースにも溶け込みやすく、高いブルーライトカット率で長時間の利用でも華麗に目を守ってくれるのが魅力的。
眼鏡市場
眼鏡市場はJINSやZoffなどのカジュアルメガネよりも最低価格が一万円台からになるため、少々値段が高いブランドです。
その分メガネを作る際の面倒見が良いのが魅力的。ブルーライトカットについては、特殊加工代金として3,000円程度の追加料金からお作りいただけます。
その他
その他のメーカーは、有名ではないもののブルーライトカットしてくれるメガネを販売するメーカーです。名前の知れないメーカーの場合は、奇抜なメガネだったりやたら安いものが販売されていることもあるのでおすすめ。
アマゾンなどにあるものならこの手のメガネは多いものの、クオリティもピンキリなので複数買ってみて当たりを見つけてみるのも楽しいかもしれません。
パソコン用ブルーライトカットメガネの選び方
ブルーライトカットのパソコン用メガネを選ぶときに重要なポイントは、ブルーライトのカット率、ブルーライトをカットする方式、その他オプション要素などに分けられます。
今回はそれぞれの項目を詳しくまとめていますので、確認してみて。
おすすめ必須の選び方│目的に応じたカット率
ブルーライトカットをカットする際に見ておきたいのが、どのくらいカットするべきかという部分です。このカット率は少ないものだと20%程度から始まり、数値が大きいものなら60%までカットしてくれるものがあったりと幅広いです。
今回は、ブルーライトカット率はどれだけ必要かという点に着目して解説していきます。
スマホ利用に
明るい場所でスマホを見るときにおすすめのブルーライトカット率は20%からです。
パソコンワーカーに
パソコンを長時間利用するタイプの方は、目を酷使する時間が長いことから50%は確保しておきたいところ。
ただし、パソコンを利用する方でデザイン系の方だとしっかりとした色を把握しなければなりません。そんな時は反射タイプでなるべく数値が高いものがおすすめです。
寝る前のスマホいじりに
寝る前にチャットを楽しんだり動画を見たり、ネットサーフィンをついつい長い時間やってしまう方は多いとおもいます。
そんな夜のスマホをいじる時には明かりも消してスマホの明かりだけでモニターを見ているという方はたくさんいるかもしれません。
実はこの使い方は目の負荷が高いためあまりおすすめは出来ず、もしするのであればブルーライトカット率が非常に高い、60%以上などを確保する事をおすすめします。
おすすめ任意の選び方│ブルーライトカットの方法
ブルーライトをカットするために使われる技術は、反射することで防ぐものと吸収することで目に届かせない2種類のタイプに分かれます。
それぞれに違いやメリットがあるので、購入する際に覚えておけば失敗しにくい選び方を可能にするはずです。
ブルーライトを強力にカットする吸収タイプ
ブルーライトをカットする方法として特殊なレンズを用いて吸収するタイプは、ブルーライトのカット率が50%から80%と高いため目を酷使する人に向いたタイプです。
見た目はレンズが茶色がかっているのが特徴なので、ビジネスユースでは相手に失礼になってしまう可能性があるため注意が必要になります。
また、茶色がかったレンズをかけると自分の視覚的にも茶色い様子になってしまうことから、デザイン系のお仕事をしている方には不向きになります。
各メーカーはなるべくレンズの色が変わらないようにしつつカット率を高めようと努力しているものの、コストを抑えつつ高いカット率を実現するなら吸収タイプがお手軽です。
ブルーライトを遮断カットする反射タイプ
ブルーライトのカットをする方法として、特殊なコーティングをしたレンズを使って遮断するのが反射タイプ。ブルーライトを反射するという特徴から、レンズをモニターに当ててみると青く輝いて見えるのが地味にカッコよくなります。
吸収タイプとは違ってレンズは透明または透明に近いのが魅力で、メガネをかけていてもブルーライトカットとは感じさせないことからビジネスユースでも相手を不快にさせません。また、レンズが透明に近いことからデザイン系の色を使うお仕事にもしっかり対応します。
反射タイプのデメリットとしては吸収タイプよりもカット率が弱いこと。ただし、各メガネメーカーは反射タイプでありながら高いカット率になるものの開発にも積極的なので、今はそこまで低さを感じさせません。
その他おすすめ選び方│UVカット・フレーム・デザイン
ブルーライトカット率も大事ですが、ブルーライトカットメガネには他にも選び方のポイントがあるのでご紹介。
紫外線カットでお肌にも優しく良いモノを
ブルーライトカットだけでなく、あると便利なのが紫外線カット機能。
日差しが照っている昼間にお外に出るときは日焼け止めを塗るものの、目の周辺につけていなければタヌキのような跡がついてしまいます。
そんな目の周辺の紫外線対策として、ブルーライトカットメガネにUVカットキノウガあれば便利なので、ぜひ付属するものを購入してみて。意外と紫外線カットのブルーライトカットメガネは多いので、見つけやすいはずです。
柔軟性やかけやすさに関わるフレーム
ブルーライトカットのパソコン用メガネであっても普通のメガネと同じくフレームは大事です。形状記憶だったり色んな材質のフレームがあるものの、耐久性やずっとかけ続けることによる擦れなどの影響を考えながら好みの物を選んでみてください。
アマゾンといった通販サイトで購入する場合はフレームによるつけ心地を体感出来ないものの、zoffやJINSといった店舗のあるメガネショップに行けば、メガネの試着がいくらでも出来るので確認がてら行ってみるのもおすすめです。
どうせならおしゃれなメガネを
メガネを選ぶ際のポイントになるのがおしゃれ具合です。アマゾンなどで購入するブルーライトカットメガネはそこまでデザイン性に優れるわけではないものの、好みにあったデザインを選んだ方が愛着は沸きますので参考にしましょう。
Amazonで買えるパソコン用ブルーライトカットメガネのおすすめをご紹介
ブルーライトカットメガネのおすすめの選び方や効果などをご紹介し終わったところで、これからはパソコンメガネのおすすめ商品をいくつかピックアップしてご紹介致します。
エレコム ブルーライト対策眼鏡 日本製 超吸収 ブラウンレンズ グレー OG-YBLP01GY
エレコムのブルーライトカット対策メガネの中でも65%という驚異的なカット率を誇るモデルは、フレームからレンズまで全てがメイドインジャパンになっている安心感のある吸収タイプです。
視界を遮らないレムレス設計というのも魅力的で、テンプルには超軽量の素材「TR-90」を使用しているため、非常に軽く高いフィット感を持つというのも嬉しい点。
2,000円未満で購入出来るコストパフォーマンスも非常によく、購入時にはポーチもついてくるなど一度は試してみたいパソコン用伊達メガネとなります。
Cyxus(シクサズ) 青色光をカット[透明レンズ] 輻射防止眼鏡 パソコン PC用メガネ 男女兼用 濃い茶色復古円形フレーム
海外メーカー「シクサズ」が販売するブルーライトを90%吸収してくれる優秀なメガネです。高い吸収率を持つにも関わらず安価かつクリアなレンズを使用している点が魅力的。
軽量素材で出来たフレームは一体式の鼻パッドを使用することで鼻の負担を減らし、長時間の利用にも不快感を生じさせません。
otch pc メガネ ブルーライトカット メガネ uv カット ファッション 眼鏡 伊達眼鏡
シンプルでスタイリッシュなパソコン用メガネに紫外線カット機能を備えることで、日常的にもビジネスにもおしゃれに使用できるモデルです。
パソコン用ブルーライトカットメガネで目の負担を軽く!
今や誰しもがパソコン・スマートフォンを持つ時代になっていて、一日に利用する時間もゼロになることがないくらいになっています。
そんな中でパソコン・スマートフォンを利用している方で特に症状が出ていないという方でも、ブルーライトによる疲労は日々蓄積していていつか症状が現れるかもしれません。
そこで今回紹介したパソコンメガネに関する情報を元に、事前対策はもちろん事後対策としてブルーライトをカットしてくれるメガネを一つは持っていてください。