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《最新》電気ケトル選び方おすすめ3選|おしゃれ・機能に優れた逸品をご紹介

コーヒーを飲むときやカップラーメンを食べるときに必要になるのがお湯。以前なら、やかんや電気ポットでお湯を沸かしてから作るというのが主流でしたが、今では水から分単位の素早いスピードでお湯を作り上げる「電気ケトル」が主流になっています。

単純に便利すぎるだけではなく、家電として電気ケトルは非常に安価で購入でき、コストパフォーマンスにも優れた忙しい現代人には不可欠の存在です。

ですが、電気ケトルは優秀な一方で色んな機能がついた物が販売されていたり、ティファールやデロンギ、魔法瓶から山善まで各メーカーから選りすぐりの製品を出しているため、どれを選んでいいのかが分かりませんよね。

そこで今回は、電気ケトルの選び方を紹介すると共に各メーカーの特徴、おすすめ製品などをお送りします。機能に優れた物や安価なもの、おしゃれなモノまで幅広く取り揃えました。

電気ケトルのメリット!電気ポット・やかんとの違いは?

電気の力を使って少ない容量のお水を秒単位で沸かすことができ、大容量でも分単位で沸かせる電気ケトルは、時間を節約したい人や朝の忙しい時間帯にお湯を用意したいと思った時にはとても便利。

わざわざコンロでお湯を沸かしていた昔とは比べ物にならないくらい便利なため、快適な生活のため一家に一台は必ず置いてある存在になりました。

そんな電気ケトルを使用するメリットは、短時間でお湯を作るだけでなく省エネで電気代が節約できる、本体が小さい、ワンカップサイズから沸かせるなどあるものの、中には温度調整が出来るものから保温機能など、メーカーの努力によって更に快適性を増しています。

電気ケトルと電気ポットの違い

一見すると違いがあまりわからないのが電気ケトルと電気ポット。いずれもお湯を沸かすという点は一致しているものの、電気ポットはたくさんの容量を一度に沸かして保温するまでがお仕事であるのに対し、電気ケトルは使用する分の少ない容量を短時間で沸かして保温はしないという点に違いがあります。

両者を電気代の観点で見るとすれば、保温までしてくれる電気ポットは沸かすための費用と保温にかかる費用がかかります。それに対して電気ケトルは沸かすだけなので、電気ポットよりも安く済むのが魅力的。

最近の電気ケトルには保温機能があるので電気ポットとの差がなくなるように見えますが、ケトルの保温機能は1時間程度の短時間の保温なので、あくまで早めにお湯を消費する設計である点が違います。

そのため、電気代を気にせずいつでも温かいお湯を使いたいという方は電気ポット、短時間で沸かしてすぐお湯を使う方は電気ケトルを使えば問題ありません。

電気ケトルとやかんの違い

昔のお湯を沸かす手段として代表的なのは、鉄製の素材で出来たやかんを使うもの。やかんなんて現代で使う人がいるの?と思うかもしれないですが、最近ではコンロはもちろんIHコンロなどにも対応する製品が販売されているなど利便性が上がっています。

そんな沸騰した時に心地よい音を鳴らして知らせてくれるやかんと電気ケトルの違いは、まず沸騰に要する時間なら電気ケトルが勝ります。そのほか、保温機能がない点は一致していて、沸かす方法は電気ケトルなら電気、やかんは物によって電気とコンロの両対応といった特徴を持ちます。

実はシンプルな機能の電気ケトルなら、やかんとの違いは沸騰速度の差と一度に沸かせる容量の差くらいなためあまり違いがありません。

とはいっても電気ケトルには保温機能、お湯漏れ防止機能といったやかんにはない便利な機能が搭載されている機種があり、デザインもやかんは似たりよったりな一面がある一方、電気ケトルはおしゃれなデザインの物まで販売されているためインテリア性ならケトルがおすすめです。

やかんも高熱のお湯を沸かしたいときには便利ですが、コーヒーを作る、カップラーメンを食べるといった使い方なら電気ケトルを持っておいて損はありません。

電気ケトル大人気おすすめベスト3選

それではまず先に電気ケトルの中でも特に人気を持っているおすすめの3機種をご紹介。その後は選び方を見ていくと共に、おすすめの製品をご紹介します。

ティファールの大人気電気ケトル

ティファール 電気ケトルジャスティン・プラス ロック

機能面に優れた速沸騰電気ケトル

タイガー 魔法瓶 蒸気レス電気ケトル わく子

コーヒーに最適!注ぎ心地がたまらないおしゃれ電気ケトル

バルミューダ 電気ケトル The Pot K02A-BK(ブラック)

電気ケトルおすすめの選び方│失敗しないモノ選び

短時間にお湯を沸かすために便利な電気ケトルの失敗しない選び方を解説します。

選び方で大切なポイントを大きく分けると、目的に応じた容量、メリットデメリットに違いが出てくる表面の材質、お湯を扱う上でヤケドを防止する安全性、その他オプション機能の4つに分かれますので、それぞれ詳しく見ていきます。

おすすめ必須の選び方│容量

電気ケトルを容量で選ぶ際の基準は、使用する人数による分け方と使い方による分け方の2通りがあります。どちらを基準にするか、両方とも考慮するかを考えつつ選んでみてください。

デスクの上に置く・お一人様には容量小さく

電気ケトルを1人で使う独り暮らしの皆さんにおすすめの容量は、0.6L前後の小さい物をおすすめします。電気ケトルの中でも0.6L前後が一番容量が小さく、サイズもコンパクトになっているため狭いキッチンやデスクに置いても場所をあまり取りません。

少ない容量のモデルの場合はカップラーメンやコーヒーを作るのには適して、お湯をたくさん使うのには向いていないものの、電気ケトルの製品によっては40秒程度の高速湯沸かしが出来るので、忙しい時間帯の利用にぴったりです。

そのため、お1人様はもちろんのこと、忙しい時に利用するサブの電気ケトルとして使ってみてもいいですよ。

家庭を持つあなたは大きめな容量を

1人暮らしではなく、2人以上の家庭で電気ケトルを使用するなら0.6Lといった少ない容量では足りなくなることもあるため、1L以上の大きめタイプをおすすめします。カップラーメンをみんなで食べるときは1.5L以上だったり、冬の寒い時期に温かい水筒を持参するときには多めの容量でないと足りなくなる可能性が高くなります。

また、麦茶などを作る場合も多めの容量でないと作る手間が増えるので面倒です。

ちなみに電気ケトルの容量は小さいものなら0.6Lからありますが、大容量タイプでも2Lを下回る程度のサイズしかありません。それ以上のお湯を沸かしたい場合は、電気ケトルではなく電気ポットややかんを使うことをおすすめします。

使い方に応じた容量選びもグッド

電気ケトルを選ぶ際は使用する人数だけでなく、使用用途に応じた選び方もしやすいのでおすすめです。例えば、カップラーメンなら一回で使用するお湯の量が400mlから600ml程度になるため少ない容量だと一回分しかお湯が沸かせません。

コーヒーやインスタントの飲み物の場合だと、一度に使用する量は200ml未満の場合が多いため、少ない電気ケトルでも3人分は作れることがあります。

このように使う場面を想像した上で電気ケトルを選ぶことが出来れば、毎回使用する際に足りずに二度手間になったり、多く作りすぎて余ったり電気代を無駄にしてしまう心配がなくなるので効率が良くなります。

おすすめ必須の選び方│材質

容量に応じた電気ケトルの選び方も重要ですが、ケトル表面の材質に応じた選び方というのも使いやすさを重視するなら外せないポイントです。

電気ケトルに使われる材質の主な物は、使い勝手が良く安価で購入可能なポリエステルなどの樹脂、見た目の爽やかさだけなら1番のガラス、高級感なら負けていないステンレスの3つ。

それぞれの材質には良い面と悪い面があるので、今回は材質ごとの特徴をまとめて解説します。

クリアでおしゃれ!機能面は弱いガラス製

お湯が入る部分に透明なガラスを使用したガラス製の電気ケトルは、中身の沸騰状態と量の確認が出来てクリアなおしゃれ感を醸し出すのが嬉しい材質です。ガラス製のため拭き取りお手入れが簡単に出来ることや、ニオイが付きにくいというのもポイント。

デメリットとしては、ガラスのため高いところから落としたり衝撃を与えてしまうと割れてしまう可能性があり、耐久面では樹脂製、ステンレスに劣ります。また、指紋が付きやすいので表面のお手入れをしていないと汚くなることも。

とは言え中身が見えるため視覚的にも楽しいという効果があるなど、使っていてインテリアには便利でしょう。

お手入れと耐久性に特化!熱くなりやすいステンレス製

ステンレス製の電気ケトルは、重さを持ちながらも他の材質とは比べ物にならないほどの耐久性を身に着けたおしゃれ・高級感のある材質です。

デザイン性を重視した製品が多いことも魅力の一つで、電気ケトルを購入する際にキッチンを含む置き場所との雰囲気の一致を考慮に入れるなら1番。

デメリットとしては、鉄の一種のステンレスは熱伝導性が高い素材でもあるため、お湯を沸かすことで表面温度が熱くヤケドの恐れがある点。

おしゃれな一方で取扱には一層注意するべきステンレス製の電気ケトルは、自宅に置くのはもちろんおしゃれなオフィス、飲食店などに置いてみたいところです。

安価でコスパ抜群!樹脂製

色んな家電に取り入れられる樹脂は、丈夫で軽くて熱にも強いという電気ケトルには最適な素材で、販売されている多機能タイプや全体的に見てもよく使われている素材になります。

また樹脂そのものが安価な素材ということもあって、樹脂製の安い電気ケトルなら2,000円もしないで購入できるものまであるのが魅力的。

拭き取りによる汚れ除去もとても簡単に出来てお手入れもしやすく、機能とコスパを求めた電気ケトル選びならまず最初に考えてみて問題ありません。

安全性で見たおすすめの選び方│やけど対策・空焚き防止・湯漏れ防止

短時間でお水を沸騰したお湯に変える電気ケトルだからこそ無視できないのが安全性。お湯を扱う以上、間違った扱いはヤケドにも繋がるので各メーカーも安全面を重視した機能を搭載する努力をしています。

中でもよく実装されるのは、表面温度を熱くしない対策、空焚き防止、お湯漏れ防止といったもの、今回はこれらも詳しく解説します。

二重構造・蒸気レスで火傷に備えたモノを

電気ケトルは沸騰すると、蒸気を逃がすために吹き出し口から高温の熱を発生させることがあります。この蒸気はちょっと離した位置なら熱くないものの、吹き出し口付近ではヤケドするほどの熱さなので危険です。

そんなときに便利なのが蒸気を出さない蒸気レス機能で、蒸気によるヤケドの発生を防止します。

また、電気ケトルは表面が熱くなりがちなので、蒸気レスの他にもタンブラーのように中身の熱を外部に漏らしにくくする二重構造の方がヤケドを防止しやすくします。

お湯が入っていない時の空焚き防止

お水を入れたらスイッチを入れてお湯を沸かすというのが電気ケトルの基本的なプロセスですが、時にはお水を入れ忘れて沸かそうとすることもありえます。

そんなときに空焚き防止機能がついていれば未然にお水なしで沸騰させずに済み、安全に使うことが出来るでしょう。

空焚き防止機能は基本的にどんな電気ケトルでもついていることがほとんどですが、どこのメーカーかもわからないような製品だとついていない場合もあるのでチェックが無難です。

転倒時にお湯が漏れない構造

電気ケトルが転倒した際に高熱のお湯が溢れ出してしまうと危険なので、転倒時お湯漏れ防止機能はとても大切です。

特に小さなお子さんがいる家庭や、犬猫、チンチラなどの小動物を自宅で放し飼いしている場合は、電気ケトルに誤ってぶつかり大やけどする可能性があります。

そのため、電気ケトルを誤って落とす可能性がある家なら必ず転倒時にお湯が漏れないタイプを選んで。

その他おすすめの選び方│保温・手入れ・温度調整・沸騰速度・注ぎ口

素材や容量、安全性に関する選び方をご紹介したものの、最後に見ておきたいのが電気ケトルの機能性に関する部分です。

機能性として見ておきたいポイントは、保温機能、お手入れのしやすさ、沸騰温度の調整、沸かし速度、注ぎ口の形の5点。

これらの機能は、各メーカーの製品ごとに違った特徴を持つ部分になるので、気になった時は見ておいてください。

いつまでも暖かさを維持したい!保温機能がついたモノ

電気ケトルで沸かしたお湯の温度を保ちたいという方のために実装される機能が保温機能です。

本来なら電気ケトルは沸かしたお湯をすぐに使用するという目的で作られているため、保温機能がないの方が当たり前なのですが、一部製品には短時間だけ保温出来るようになっています。

保温機能にこだわりたい場合は電気ポットの方が利便性が高くなるものの、一度にたくさんのお湯を沸かした時に使うまでに少し時間が必要な方などは、あった方が便利でしょう。

また保温機能がない電気ケトルの素の保温性に関しては、ステンレス製の物が一番保温性が高く、樹脂製やガラス製の電気ケトルはあまり効果が期待できません。

蓋口の大きさ・外せるかでとお手入れのしやすさは変わる

電気ケトルの中でも意外と見落としがちなのが内部のお手入れのしやすさに関する部分です。内部のお手入れに関しては、内部に手を入れやすいかどうかでも変わるため、蓋口の広さと外せるかどうかでも変わります。

蓋口が狭いと手が入らないことからお手入れがしにくくなり上手くできません。また蓋口は外せたほうが入念にお手入れをできるため、外せるかどうかも見ておきたいポイントです。

ミルクや料理作りに最適な温度調整機能

電気ケトルにあると便利な機能の一つに温度調整機能があります。普通の電気ケトルならお湯を沸かすときは特に温度を気にすることなく沸かすことになりますが、温度調整機能があれば最初から温度を指定し、その温度のお湯を作ることが出来て大変便利です。

特に赤ちゃんを持つ家庭なら、ミルクを作る際にぬるめの温度で作る必要があるところを最初から温度が調整されたミルクが出来るため、手間が省けること間違いありません。

他にも料理を作る際にぬるめのお湯が必要な場合もたまにありますので、その際は温度調整機能が役に立つでしょう。

忙しい方は沸騰の速いモノを

忙しい方が電気ケトルを選ぶ際に重視したいのが沸騰までに要する時間です。沸騰に要する時間に関しては一度にお湯をわかす量と、消費電力の二つが大きく関わります。

特にお湯を沸かす量が少なめで、素早く沸かしたい場合には消費電力が高いモデルで40秒程度で沸かせるタイプもあるので、忙しい方はそういったモデルをおすすめ。

ただし、お湯を沸かすスピードが早い製品は消費電力の高さから電気代に影響が出やすい事に注意する必要があります。

また、電気ケトルの使用時にその他家電と合わせて停電の発生に繋がる可能性がある事も気をつけて。

注ぎ口は入れやすさとおしゃれに関わる

電気ケトルによく採用される注ぎ口の形は、三角形のおちょこ口のような形状と、細長い部分の先端に狭い口がある二種類のタイプに分かれています。

メインはおちょこ口のようになっている物で、このタイプは一度に注げる量が多い分、勢い余って溢れる可能性があります。また、小さな容器に注ぐ場合も狙いにくいというのがちょっとしたデメリット。

それに対して細長くなっているタイプは、口が狭くなっている分だけ狙った場所にお湯を注ぎやすく、お湯を入れる量が調整しやすく何よりおしゃれなのが魅力的。

主にコーヒーを淹れる際に使われるのが細長いタイプですが、ホース部分が狭いためお手入れしにくいのだけは難点です。

電気ケトルのおすすめメーカーと各メーカーの違いは?

電気ケトルは各家電メーカーから魅力的な製品の数々を販売しています。その中でも有名なメーカーは、ティファール、デロンギ、タイガー魔法瓶、象印、バルミューダ、山善などなど。

ティファール│安くてコスパよし

デロンギ│発色のキレイなカラーがおしゃれ

タイガー魔法瓶│機能面と安全性が充実

象印

バルミューダ

山善

電気ケトルのおすすめをご紹介

電気ケトルの電気代はどれくらい?

おすすめの電気ケトルをお部屋やキッチンに!

お水を入れて、ワンスイッチと1分足らずでお湯を沸かせる電気ケトルは、1人暮らしはもちろん家族のいる家庭でも欠かせない存在です。今回は電気ケトルの選び方を詳しく紹介すると共に、おしゃれな物から安価な物、おすすめ製品を紹介させていただきましたので、好みの物を見つけていただけたら幸いです。

朝の忙しい時間に1分もかからずお湯を沸かしてみたり、コーヒーやカップラーメンをお手軽に楽しめる環境を作りましょう。最近では便利な機能がたくさんついた物も販売されているので、そういった機能も求めてみて。