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ハンディスキャナ選び方おすすめ3選│どこでも内容取り込みできる優れもの!

写真や手書き媒体のアナログ資料をデジタルデータに変換し、パソコンやスマホで閲覧可能にする便利な機器といえばスキャナー。

中でもスティックタイプでカバンに収まるコンパクトなハンディスキャナーは、自宅はもちろん外出先、学校やオフィスで手軽に資料をスキャン出来ることから人気を集めています。

そんなハンディスキャナーは一つ持っていると役に立つため持ち歩きたいところですが、サンワサプライや大手家電メーカーからこだわりの一品が数多く販売されているためどれを選んでいいのかがわからない方もおられます。

そこで今回は持ち運びに便利なハンディスキャナーの選び方をご紹介。合わせて人気の商品をまず先に3つ紹介し、それから人気・おすすめのハンディスキャナーの数々を見ていきます。

デジタル時代だからこそハンディスキャナを使うのはおすすめ!

通常のスキャナと言えばプリンタ一体型になっているものや、大きめな個体の中にスキャンしたい資料を入れて自動で読み取らせるというものが主流になっています。

それに対してハンディスキャナーと呼ばれるものは、明確に正式名称があるわけではないものの500ミリペットボトルよりも小さなスティック形状で片手ですっぽり収まる程度の大きさです。

また、普通のスキャナと違ってスキャンしたい資料にハンディスキャナーを手動で動かすことで使用するというのも特徴的でしょう。

そんなハンディスキャナーはデジタル社会の今だからこそ持っているのがおすすめで、実は使う機会が多く存在するためおすすめになっています。

そこで今回は使い道も簡単に見ておきましょう。

使い道│教科書や分厚い資料の一部を電子媒体として持ち歩ける

大学生であれば講義指定の教科書を購入し、講義に合わせて毎日重い教科書を持ち歩くことだろうと思います。また、お仕事をしている方も会議に必要な書類や参考書を持ち歩く場合は、スタイリッシュなビジネスカバンに重たい物を入れていることでしょう。

そんなときにふと思うことと言えば「教科書や資料の一部だけを持ち歩きたい・・・」というもの。実際のところ重たい教科書や本を持っていたとしても、毎日その全てを見るというわけではなく一部のみを使うのが普通です。

そんな時にハンディスキャナーを持っていれば全てを持ち歩く必要はなく、一部をスキャンして電子媒体として持ち歩けば重たい思いをしなくて済むので非常に助かります。

使い道│ちょっとしたスキャンがどこでも出来る

ハンディスキャナーは手に収まる程度の大きさで、それはタブレットの高さとほとんど変わらない程度の非常にコンパクトなサイズになっていることから簡単に持ち運ぶ事が出来ます。

それはいつでもどこでもスキャンしてデジタル化するというのは非常に容易で、気になった資料はすぐに持ち運びできることでしょう。

ただしやってはいけないことが一つ。ハンディスキャナーがいくら手軽にアナログ資料がスキャンできるからと言って、お店の購入していない本をスキャンするのは万引きとほとんど変わらないのでやらないこと。

使い道│本の自炊に

電子書籍が充実した今ではアナログの本を購入する方だけでなく、デジタルで持ち歩く方もおられる時代です。そんな中で使われる自炊という言葉は、自分で持っているアナログ本をデジタルデータに変換して電子書籍にすることを言います。

ハンディスキャナーがあればこういった本の電子化も行えるのがとても便利。昔ほどではないものの、中には電子書籍を販売していない有名な本や漫画があったりもするので役立ちます。

ハンディスキャナのおすすめ人気ベスト3選

数あるハンディスキャナーの中でもAmazonで大人気のモデル3機種をまずはご紹介します。

Amazonで人気の多機能モデル

ハル ハンディスキャナー

電池式かつコードレスでたった150グラムの軽量コンパクトハンディスキャナーのハルはAmazonで人気上位を維持するモデルです。取り入れたデータはPDF又はJPEG形式で保存できるだけでなく、OCR機能を使って文字データにすることも可能。

保存したデータは一本のUSBコードを使ってパソコンと接続し、すぐに共有出来ます。スキャン時のデータは付属のマイクロSDカードにそのまま保存されるため、せっかくのデータがなくなることもありません。

幅広いスキャンサイズはA4用紙はもちろん写真や名刺、はがきといったものまで対応。カバンにも忍ばせやすく、お値段もハンディスキャナーとしては非常にコスパの良い5,000円台を実現した手の届きやすいおすすめ商品と言えます。

超小型軽量ハンディスキャナー

アイリスオーヤマ ハンディスキャナー シルバー

手のひら程度の大きさしかないとてもコンパクトなアイリスオーヤマ製ハンディスキャナー。小型にも関わらず最大幅54cm×長さ120cmの大きなサイズの読み取りが可能で、雑誌やレシートから新聞までお使いいただけます。

アイリスオーヤマならではのピクチャダイレクト機能は読みとった画像をすぐさまオフィスソフトに貼り付けられ、OCR機能もあるためデジタル文書化も容易です。

非常に小さいのに使えるというのも魅力的で、ビジネスや学校で目立つことなく使いたいモデルと言えます。ただし評価はそれなりに分かれているため購入時には熟考しておきたいところ。

ディテールにこだわりを持つ多機能ペン型ハンディスキャナー

サンワダイレクト ペン型スキャナ WorlsPenScan X 400-SCN031

細かいディテールが嬉しい多機能ペン型スキャナーの「WorlsPenScan」は、OCR機能搭載で世界約190カ国の言語を読み取ることができ、翻訳機能によって旅行中にわからない言葉を翻訳したり、朗読機能で語学練習まで出来る優秀なモデルです。

ペン先をなぞるだけで読み取ったデータはBluetooth接続によりスマホにすぐさまデータの連携が可能、またUSBケーブルを使って読み取ったデータをワードやエクセルにすぐさまテキスト入力が出来ます。

極論を言えばスマホさえあればリアルタイムにスキャンしたデータの確認、デジタル文書の入手なども出来るため、いつでもどこでもついついスキャンしたくなることでしょう。

優秀なペン型スキャナなだけあって値段が多少は張りますが、語学学習をしている人はもちろん普段からアナログ文書のデジタルテキスト化をしている方には最適のおすすめ商品です。

ハンディスキャナのおすすめの選び方│失敗しない着眼点とは?

それではワンハンドで使える便利なハンディスキャナーを選ぶ際に見ておきたいポイントを紹介します。

まず絶対に見ておきたいのは解像度やサイズ・重量の3点。他にも確認したい部分を書いていますので参考にして。

おすすめ必須の選び方│解像度・サイズ・重量

解像度は文字がメインのスキャンなら300dpi程度でOK

解像度に使われるdpiはドットパーインチの略称で、1インチを表現するために何個の点が使われているかという単位です。ハンディスキャナーの場合は300dpiから1,200dpiの製品がよく販売されています。

そしてハンディスキャナーに必要な解像度は使う人によって目的が異なるので一概には言えませんが、300dpiあれば十分に精密な文字の読み取りを行えます。ただし、目的がカラー写真を高画質に取り込みたいという場合は1,200など高い数値を持つものがおすすめです。

コスパの良いものが欲しいなら300dpiが確保されたものでも1万円程度でご購入できますので、ぜひ選んでみてください。

本体サイズと取り込みサイズを確認しよう

ここでいうサイズには本体サイズと取り込みサイズの2つの意味があります。

一つ目の本体サイズはハンディスキャナー自体のサイズで、持ち歩きを目的とした使い方であれば片手で握れる程度の幅を持つスティック形状の物がおすすめです。

そして二つ目の取り込みサイズはハンディスキャナーで取り込める範囲を意味しています。手動で本体を動かしてスキャンするハンディスキャナーは製品によって一度に取り込める範囲が異なっており、大きい範囲をスキャンするか、小さい範囲で十分かで選ぶ必要があります。

例えばA4用紙サイズまでの取り込みが可能なハンディスキャナーの場合は、A4コピー用紙までの範囲を一度に取り込めても、それ以上は分けて取り込む必要があります。

そのため一度に取り込めるサイズは確認する必要があります。

重量は重すぎなければOK

持ち歩いて使用することを視野に入れた使い方ならサイズだけでなく、本体の重量も大切です。ハンディスキャナー自体はどれも大した重さはないものの、持ち歩くときは他の物も一緒に持ち歩くため塵も積もれば、という感じで重量が増えていきます。

なるべく軽量なものの方が持ち歩きやすさは格段に上がるので、視野に入れておきましょう。ちなみにスキャンするときは手動なので、軽いほうが手に対する負担も減ります。

おすすめ任意の選び方│電源(バッテリー・電池)

ハンディスキャナーは電子機器ですから当然電源を必要とします。そして電源に使われるのは主にバッテリーと電池の2種類です。

充電タイプは給電が楽

バッテリー稼働の充電タイプのいいところは、給電が簡単で何度も繰り返し使えることにあります。USB給電ならパソコンを持ち歩いていればパソコンから給電できるほか、ACアダプタならコンセントから充電可能です。

ただしバッテリー稼動のハンディスキャナーを給電方法をなしに持ち歩いたら途中で充電出来ず、使えないのが難点。またバッテリーは使っているうちにどんどん劣化していくので、いずれバッテリーの変更又は本体ごと新しい物に変えなければなりません。

電池なら変更が簡単

電池で稼働するハンディスキャナーは、替えの電池を持ち歩くことで途中で電源が落ちても簡単に変更してすぐにお使いいただけるのがメリットです。また、電池も充電式を持ち歩けば繰り返し使えますし、充電池が劣化したとしても安価に新品の電池に交換がきくのも嬉しい部分でしょう。

その他のおすすめ選び方│モニター・Wi-Fi・OCR機能

Wi-fi機能があればデータの共有が簡単

ハンディスキャナーの中にはWi-fiなどの通信機能がついた端末も販売されています。Wi-fiのないハンディスキャナーの場合はデジタルデータを有線接続などの方法を使ってパソコンやスマホに渡しますが、Wi-fi機能があればインターネットを通じてパソコンやスマホに簡単にデータを送ることが出来てとても便利です。

スキャンしたデータをその場でスマホで確認したい場合も出来ますし、すぐにデータを共有したい場合、クラウドに保存してデータの削除を防ぎたい場合も活躍するなど、Wi-fi機能はあって損しません。

モニターがついていると視覚的に確認出来る

ハンディスキャナーは基本的に本体がコンパクトサイズでありながら、小さな液晶モニターを組み込んだ機種も販売されています。そういったモニター付きのタイプならスキャンしたデータをスマホ等使わずにその場で確認できてとても便利です。

また、液晶モニターがないと本体が本当に動いているのかもわかりにくいところを、モニターがあれば視覚的に操作も出来るので使いやすさも格段にアップしています。

OCR機能があれば文字データの取り込みが出来る

ハンディスキャナーは基本的にスキャンしたデータを画像などの形式としてデジタルデータ化します。それに対してOCR機能は文字や文章をスキャンした際に、画像だけでなく文字のデータとして取り込むことが出来てとても便利です。

OCR機能はついている機種が多いですが、アナログ文書をパソコンでタイピングしてデジタル文書にする手間が省けるので出来ればあったほうがいいでしょう。

ハンディスキャナのおすすめをご紹介

ハンディスキャナを持ち歩いてどこでも内容の取り込みを!

手軽に持ち運びができて簡単にアナログデータをデジタル化できるハンディスキャナーは1つ持っているだけでも何かと世界が変わる製品。今ではスティックタイプはもちろん、ペン型や上空から撮影するスタンドタイプなど様々な機種が販売されています。

学生さんやオフィスワークで資料を扱う方なら間違いなく重宝する一品ですから、ぜひ購入を検討してみてください。