open

Bluetoothスピーカー選び方おすすめ3選|無線で音楽を楽しもう

自宅はもちろん外出先でも使われるワイヤレス通信技術Bluetoothは、今やイヤホンからキーボードなど様々なガジェット機器で標準に用いられる技術になりました。

そんなBluetoothはスピーカーにも使われていて、スマホや音楽プレイヤーと繋げることでいつでもどこでも音楽鑑賞、通話などを可能にしています。

しかし、最近はBluetoothスピーカーも通信の安定化や多機能化など更に使いやすくなっているものの、販売種類も増えているため良いものを選ぶのが大変になっています。

そこで今回は、どんなBluetoothスピーカーを購入すればいいのかがわからないという方の為に選び方やおすすめ商品をご紹介。

現代ネット社会だからこそBluetoothスピーカーを!

Bluetoothスピーカー大人気おすすめベスト3選

Anker SoundCore 2 (12W Bluetooth4.2 スピーカー 24時間連続再生)【強化された低音 / IPX5防水規格 / デュアルドライバー/マイク内蔵】(ブラック)

ソニー SONY ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-XB21

Bluetoothスピーカーの選び方│購入するならどこを見る?

Bluetoothスピーカーを購入する上で見ておきたいポイントは、音質・任意の確認事項・あると便利なオプション機能の3点です。今回はそれぞれの項目を分けて詳しく解説します。

おすすめ必須の選び方│まずは音質をチェック

音が細いのは嫌!低音重視向けの方はパッシブラジエーターを確認

小型のBluetoothスピーカーにありがちな問題として、低音が弱かったり伸びが悪く体に響いてこない細い音になってしまうというものがあります。

本来ならば低音域をブーストするとウーファーがあれば低音域も問題がなくなるのですが、小型Bluetoothスピーカーにおいて低音に活力を与えるのは「パッシブラジエーター」です。

パッシブラジエーターは空気振動を収拾して低音域を増幅させ、パワフルな重低音を響かせることが出来るスピーカーユニットとなっていて、小型のBluetoothスピーカーでも安価かつ小さく搭載できることから、ウーファーの代わりに使えます。

そのため、スピーカーの中でも低音を重視したい方はまずパッシブラジエーターの有無を確認してみてください。安くて音質の良いBluetoothスピーカーを購入したいときには必ずと言っていいほど欲しい機能です。

得意な音域を伸ばせるスピーカーユニット数は1個から3個など

Blutoothスピーカーを選ぶ際に音質にこだわりを持ちたいなら欠かせない確認事項の1つがスピーカーユニットの数です。安物の場合はスピーカーユニットの数が1つしかなく、1つのスピーカーユニットで低音から高音まで鳴らす必要があるために音質も安っぽくなりがちです。

その点スピーカーユニットの数が複数あるものであれば、低音域用のスピーカーと中音域のスピーカー、高音域のスピーカーといった形でそれぞれ得意音域のスピーカーユニットを実装し、高音質を実現することが出来ています。

一般的に2個のスピーカーユニットなら2way、3個なら3wayなどと呼ばれるものの、スピーカーユニットの数は価格に素直に現れる部分なので予算を考えて選ぶ必要があります。

音質にこだわりはあるけどあまり予算がない・・・なんて方はスピーカーが分かれていると価格が厳しくなると思いますが、予算を気にしない方ならスピーカーユニットの数にもこだわりを持ってみていいでしょう。

音質こだわりを持つなら対応コーデックも確認

Bluetoothで音楽を聴く際は、スマホや音楽プレイヤーにある音楽を圧縮してからスピーカーに伝送するような仕組みが取られています。その時に使われるファイル圧縮方法の事をコーデックと呼んでおり、コーデックは圧縮効率と伝送速度、更には音質にも影響を及ぼします。

そのため対応コーデックの確認は必須であり、その種類にはSBC、AAC、aptX、LDACの4つが存在します。それぞれのコーデックに関して音質面で比較した場合には左から右にかけて音質が良くなります。

SBCは圧縮効率と伝送速度が速く、Bluetooth通信が早く出来る為に音楽を途切れることなく楽しめる一方で、音質はそんなに良くないスタンダードなもの。

AACはiPhoneなどに採用されているコーデック。aptXはSBCよりも高音質が期待できるもの。

そしてLDACはソニーが開発した規格で、ハイレゾ音源の伝送を可能にした一番高音質に使えるものです。

Bluetoothスピーカーを購入する上では上記に書いたコーデックが音質におおきく影響を与えるので、ぜひ確認してみてください。ちなみにSBCを採用するBluetoothが最も一般的でよく採用されていて、LDACは高価な上にまだあまりありません。

更に注意点として、Bluetoothの対応コーデックと音楽を送るプレイヤー側の対応コーデックは双方で対応していないと使えないことも覚えておいてください。

アンプ出力

○ワットと言った形で表記されるアンプ出力は、音の大きさに関連する項目ながら音質にも影響を及ぼします。

というのもワット数に対する最大音量で音楽を流したときには音割れが発生することがあり、音割れを防ぐためにはやや控えめな音量にする必要があるため。

例えば5ワットの最大音量で聞くよりも、10ワットで5ワットの最大音量と同じ大きさにしたほうが、音割れの心配がなくなるため音質も良くなるということです。

そのため使用場所を決める場合であっても、最大音量を使う必要のない余力を残したアンプ出力選びをしてみてください。

ちなみに音の大きさで言うなら、自宅や部屋内で使うぶんには5ワットから15ワットに、屋外などで使用するなら20ワット以上をおすすめします。

ステレオorモノラル

スピーカーの種類としてあるのが「ステレオ」と「モノラル」と呼ばれる2種類。「モノラル」とは1基のスピーカーが搭載された物であるのに対し、「ステレオ」は2基のスピーカーが搭載されています。

両者を比べると音質面ではステレオの方が良くなると同時に、ステレオタイプは音が立体的にも聞こえるため空間を感じられるようになる利点が存在します。

またステレオの方が音を大きくした際に音割れが発生しないなど、ステレオがモノラルよりも優秀な点が多いので、音質にこだわる方はステレオを選んでみてください。

ちなみに最初からステレオスピーカーとして販売されているものもあれば、2つのモノラルスピーカーを組み合わせることでステレオスピーカーとして利用出来る物もあるので、好みに合わせて選んでみて。

おすすめ任意の選び方│駆動時間・耐久性・Bluetoothのバージョン

音質面におけるBluetoothスピーカーの選び方を見ていただいたところで、次は見ておくと便利な選び方を解説します。

任意で見ておきたい項目は駆動時間・耐久性・Bluetoothのバージョンになりますので、それぞれ詳しくご紹介。

外出時の利用に駆動時間は8時間前後がおすすめ

Bluetoothスピーカーを利用する際は内蔵バッテリーをUSBポートから給電して利用するのが通常の使い方になるものの、外出時には給電出来ないことから駆動時間が物を言います。

そんなBluetoothの駆動時間としておすすめなのは大体8時間前後、仕事で言えばフルタイムで使用でき、遊びでもこの程度の駆動時間なら持ちこたえるはずです。

ちなみにBluetoothスピーカーの駆動時間も大切ですが、8時間を越えるレベルになるとスマホといった送信側のバッテリーが持たなくなる点にも注意が必要。

音を小さくすることでバッテリーを長持ちさせることも可能ではあるものの、駆動時間は長い物を選ぶ、あるいはモバイルバッテリーを準備しておくといった使い方をしてみてください。

耐久性

Bluetoothスピーカーの耐久性には、耐衝撃性・耐水性・対塵性といったものが挙げられるものの、一番わかりやすい指標となりえるのが工業規格の「IPAB」です。

「IPAB」は工業規格として製品ごとの耐水性と耐塵性を数値で示す指標になり、「A」の部分で耐塵性能、「B」の部分で防水性能を8段階で表します。

アウトドアや外出時にBluetoothスピーカーが水やホコリに晒される可能性がある場合に必要な「IPXX」の性能は、大体「IP55」あたりからがおすすめ。特に防水性能に関しては5~8の数値になると完全防水と呼ばれる防水性が確保されるため、水場での利用には必須です。

逆に持ち運びの際に雨に濡れてしまう場合がある程度であれば、防滴性能を確保したIPX4程度で十分です。ただし高額なBluetoothスピーカーで故障を避けたいなら5以上は欲しいですね。

単純にお部屋の中で無線スピーカーとして使うのか、キッチンなど水場でも使いたいのか、アウトドアとして外でも使うのかなど、シーンに合わせた耐久性を考えてみて。

Bluetoothのバージョンは3.0又は4.0

近距離無線通信規格として存在するBluetoothには、これまでに1~4までバージョンが登場してきました。その中でも一般的に使われているのは高速転送が可能な3.0で、消費電力を抑えた4.0が新しめの規格としてあります。

Bluetoothスピーカーに使う場合のバージョンなら3.0か4.0あれば十分に使用できるので、バージョンの対応状態は確認しましょう。ちなみにBluetoothのバージョンは、双方が対応している必要があります。

例えばスマホが4.0に対応していて、スピーカーが3.0しか対応していない場合は、下位互換としてBluetooth3.0が使われることになります。

その他オプションの選び方│NFC対応・入力端子・マイク端子

その他オプション機能としてBluetoothスピーカーにあると便利なおすすめ機能をご紹介。なくても困らないものの、通常とは違った使い方が可能になる利便性に着目します。

複数機器の接続切り換えが簡単に!NFC対応

Bluetooth対応機器同士の接続を簡単にするNFCに対応したBluetoothスピーカーを購入すれば、スマホや音楽機器にスピーカーをかざすだけで超簡単にペアリングが行えます。

NFCに対応しているBluetoothスピーカーならペアリングだけでなく、切断や接続機器の切り換えも秒単位で行える高い利便性を持つため、複数機器で使用するなら不可欠。

Bluetoothスピーカーを持ち歩きながらお部屋ではスマホと接続、お風呂では・・・、オフィスでは・・・といった感じで色んな機器同士の接続をワンタッチでやりたい方は確認してみて。

豊富な入力端子で利便性アップ

Bluetoothスピーカーに無線通信以外の接続方法を与えてくれるのが豊富な入力端子の数々。スマホと接続する際に有線入力端子があれば有線接続で安定した音楽を楽しめたり、AUX入力で車載での利用を簡単にすることも出来ます。

その他、SDカードスロットがあればスマホがなくても音楽を手軽に楽しめますし、USB端子があるならパソコンに入っているたくさんの音楽を聞いたり生放送の音を高音質で聞けるといった楽しみ方も可能です。

それ以外にも入力端子はあるものの、Bluetoothスピーカーの使い方を広範囲に広げたい場合は接続端子の数にもこだわりを持ってみてください。

シンプルで小型サイズのBluetoothスピーカーが欲しいという方は、特に気にする必要はありません。

場面別の選び方│見るべきポイント

お部屋
お風呂
車載
キャンプ

Bluetoothスピーカーのおすすめをご紹介

それではBluetoothスピーカーの選び方を見ていただいたところで、実際に販売されているおすすめ製品をご紹介していきます。
*工事中

Bluetoothスピーカーでスタイリッシュに音を楽しもう!

無線通信による機器の使用が多くなった現代では、Bluetoothスピーカーによる音楽の楽しみ方というのも今後どんどん普及されていく成長段階にあるジャンルです。

高音質なBluetoothスピーカーを自宅に導入したいという方は価格を気にせず高品質な物を探してみたり、アウトドアとして外出時の持ち運びを意識する方はコンパクト性・耐久性のある物を選んでみたり、用途にあった有能なBluetoothスピーカーを探してみましょう。

今はまだ有線のハイエンドモデルに勝てるものではありませんが、今後に期待!