デスクワークによる座り作業ばかりしているという方は腰痛や足、首周りの痛みが伴い始めることで将来への不安を感じてスタンディングデスクの導入を考えるという方もたくさんおられます。
そういった方が念願のスタンディングデスクを手に入れて健康面に配慮した立ち作業を始めた際に発生するのが足にかかる負担の大きさに耐えられず集中できないというもの。
それもそのはずで座り作業ばかりしていたという方は立ち作業をするための足が出来ていませんから短時間でもすぐに痛みを伴います。
そこで紹介したいのが今回おすすめとして見ていくスタンディングマット。足元に設置してその上に立つことで使えるスタンディングマットは足に対する負担を軽減し、初めての立ち作業でもスムーズに導入を促進してくれます。
足の痛みを和らげるスタンディングマットとは?
スタンディングデスクと合わせて使いたいスタンディングマットは立ち作業を始めたときにありがちな「足の裏が痛い」という問題や「いつもより疲れるし仕事に集中できない」というものを軽減するために生まれた商品。
立ち作業時に足元にフカっとするクッションのようなマットを敷くことで足にかかる負担をマットから分散して疲労と痛みを軽減することが出来ます。
このようなスタンディングマットは海外ではスタンディングデスクの流行と同時に登場しましたが、日本と海外では素足でやるか靴で立つかという違いのせいで商品に違いが生じています。
特に日本では素足で使うことが想定された厚みのあるスタンディングマットが存在するのです。
このようなスタンディングマットはクッション性のあるものならそれなりに代用は可能ではあるものの、専用のものとして販売されていたほうが信頼は厚いでしょう。
立ち作業に合わせたいおすすめスタンディングマット3選
Bauhutte (バウヒュッテ) スタンディングデスクマット BHA-70G
Amazonで販売されている日本人向けの大人気スタンディングマット。表面がネオプレーンで覆われるマットの中は低反発クッション、ゲル、ウレタンクッションの3層構造になっていて厚みが6cmもあるため足を惜しみなく支えてくれます。
靴を履かないで使うことが想定されている仕様ながら体重をかけたらゆっくりと足の形に沈み込んで体重を分散し、負担が抑えられて快適な立ち作業を実現。
横幅と縦幅も足を開いても十分なくらい広さが確保されているため体勢を変えたいときにも十分に対応し、もちっとした立ち心地が気持ちよくてお気に入りになること間違いありません。
クッション性の高さから暑いのでは・・・と思いますが、内部にゲル層があるおかげで体温を効率よく吸収・分散することで蒸れを防ぎ不快感を軽減しています。
サンワダイレクト スタンディングマット 100-MAT009
大きさによって値段が変わるものの60cmから150cmまで幅広いサイズに対応したスタンディングマットです。適度に弾力性のあるゴムが使わていて厚さは1.7cmあり、冬は足を冷えから守りつつ普段から足にかかる負担を吸収・分散して足の疲労を軽減してくれます。
両面滑り止め加工でズレも少なく四方は斜めカット加工のバリアフリーというのも魅力的で、耐菌性や防炎性など見えない部分でも機能的になっているのが嬉しい部分。
素足ではなく靴を履いた状態で快適になるよう設計されたスタンディングマットなのでスタンディングデスクと合わせるのはもちろんオフィスや立ち仕事になる現場で活躍しています。
Gemtune マッサージ スタンディングマット
スタンディングマットとしての機能にマッサージ機能まで付加されたスタンディングマッサージマット。どこかの教授がエルゴノミクス設計としてデザインしたこのマットは長時間同じ場所で立ち作業を伴う現場で活躍します。
マットには小さな球体の突起がたくさんついているほか大きな球体でもマッサージが可能となっており、立ちっぱなしの状態で疲労した足を刺激することで血流を改善して足に活力を見出してくれるでしょう。
トータルマッサージをしながらもスタンディングマットとしての役目を果たしてくれつつ価格は6,000円程度でリーズナブルに購入できるというのも購買欲をそそります。
スタンディングマットの選び方
スタンディングマットを選ぶ際のポイントなどをいくつか紹介したいと思います。
デスクに合わせた大きさをチェック
スタンディングマットを選ぶときはデスクの幅がどの程度あるかを考慮した大きさ選びがポイントの1つになります。
横幅があまりないものは足を少し広げるだけではみ出してしまうこともあり、狭ければ足元が窮屈になることもあるのである程度幅があったほうが便利です。
立ち作業中は足を揃えて立つのはもちろんちょっとした休憩感覚で足を広げたくなることもありますから横幅は確保しておきたいところ。
フカっとする感覚が欲しいなら厚さ(硬さ)をチェック
スタンディングマットにはある程度厚みが確保されたクッション性能が高いものから厚みがそれほどでもない薄くて硬さを感じるものまで販売されています。
このときクッション性能は足元の快適さを大きく左右することになるので好みに合わせて硬さ選びをしてください。
また素足で使うのか、靴や上履きを履いて使うのかも基準になります。素足ならクッション性の高いものが良く、靴だとある程度硬くてもいいかなといった考えもあるでしょう。
意外と価格はする:でも高くない
スタンディングマットの市場価格は最安が1,000円程度から購入可能で標準価格は3,000円から8,000円はど、高ければ数万円程度で販売されています。
ある程度良いものがほしい場合は安くはないけど高くはないという価格帯になりますが、スタンディングデスクと合わせて買う分にはそこまで出費は痛くないので購入しましょう。
長期的に見たらあるのとないのでは後から圧倒的に差が生じてきます。
表面の質感をチェック
スタンディングマットの実際に座る表面部分は滑らかな肌ざわりで沈んで支えるものや硬くて反発の少ない質感のものなどがあります。
クッション性が高く滑らかなものは立ち心地が良くて快適ですが、夏は少々暑く感じる可能性。また硬い物は夏はひんやりしつつ冬はちょっと足元が寒くなるかもしれません。
そういった表面の質感を考えると気分や温度に応じて変えてみるのも一つの手としておすすめです。
足のマッサージもしたいならツボを刺激出来る製品を!
立ち作業の時に足にかかる負担を分散することで疲労や痛みを軽減するスタンディングマットは足が触れる商品のおかげかツボを刺激出来るタイプのものが販売されています。
ちょうどマットの上に無数の突起などを配置されたスタンディングマットは立ち作業をしながらも足つぼを刺激することで痛みを和らげたり緊張の緩和などをすることが可能に。
普通のマットでは物足りないという方はマッサージ機能まで搭載されたスタンディングマットを選んでみるのもポイントです。
スタンディングマットの人気おすすめをご紹介
テラモト スタンディングマット
工場で流れ作業を長時間行う人やスーパーのレジ打ちなどをする人に向けてビジネス用途で大量に購入されることもあるシンプルなスタンディングマット。
ベースに使用されるPVC発泡シートが冬期の床から発せられる冷気を遮断して保温、クッション性も優れているため立ち作業の疲労も軽減します。
つまずきなどを防止する加工も施されているため安全に使用することも可能で、価格も非常に安く導入した工場の作業員からも好評を得ているなどスタンディングデスクと合わせてもしっかり使えるでしょう。
StarTech.com 足腰マット 立ち仕事疲労軽減マット
スタンディングデスクでの使用に適した丈夫なクッションが長時間の作業をより快適にするスタンディングマットです。スマートなので使っていないときは片付けもしやすく程よいサイズ感が使いやすい。
人間工学に基づいた設計になっているため立ち作業の動きを促進して血行を良くして体中の負荷も軽減、運動量も増えるため代謝が良くなり最初を乗り越えたら快適な日々が待っています。
通常価格は1万を越える強気な価格設定で購入しにくいですが、2018年8月1日現在で約70%オフの4,000円程度で購入出来るためついつい買いたくなってしまいます。
八幡ねじ 疲労軽減マット
発泡樹脂製でクッションに優れたプロの現場でも愛用されるスタンディングマット。
シンプルな設計で足元を快適にするのはもちろん価格が3,000円以下で購入出来るというスタンディングマットの中でもトップクラスの安さになっているモデルです。
スタンディングマットは欲しいけど高いものは嫌だという方はコスパ最強のスタンディングマットとして導入してみるのもおすすめです。
MISM(ミズム) 疲労軽減マット
優れた弾力性が脚と腰の疲労を軽減しながら内部に含まれる無数の気泡のおかげで高い断熱性も持っているスタンディングマット。
二層発泡構造タイプかつ靴底が滑りにくくなっているのが魅力で、防炎性も持ち合わせた優れものです。
台所での利用のほかスタンディングデスクと合わせることで足元から集中力を見出すことが出来るでしょう。
Urvigor スタンディングマット
ポリウレタンフォームで出来た耐久性のあるマッサージ機能付きスタンディングマット。血行を良くするマッサージ機能はマット表面に施された加工が可能にしており、ハムストリングやふぐらはぎのストレッチも簡単に出来ます。
価格は少々高くて高価になっていますが、足に常に刺激を与えることで運動量も通常のマットより多く使ってみたいスタンディングマットになっています。
スタンディングデスクにマットを合わせて集中力アップ!
スタンディングデスクを購入して立ち作業デビューを果たした皆さんの強い味方になるスタンディングマットのおすすめや選び方を紹介させていただきました。
立ち作業を始めたばかりの時は足や疲労に意識が向いてしまいお仕事に集中できないかもしれないですが、慣れてくれば徐々に気にならなくなってくるものです。
慣れるまではもちろん慣れてからもスタンディングマットを使用することで快適で健康な立ち作業ライフを歩みましょう。